兄弟間の相性、実は生まれた時の血液型で決まる
血は水よりも濃し。自分の気質や性格は両親から受け継いだもの
親子・兄弟など血のつながりは、他人との関係より結びつきが強いものです。
そして、親から血を分けて生まれた子供であれば、子供は必ず
親の血液型の特性を受け継いでいます。
しかし、例えば父母ともに血液型がA型で、生まれた兄弟も同じA型なのに、
兄弟仲がどうにも良くない。むしろ相性が悪い場合が、良く見受けられます。
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育った環境も血液型も同じなのに、兄弟間などの
性格の違いはなぜ生まれるのでしょうか。
その答えはメンデルの法則にあります。
メンデルの法則で、兄弟間の血液型を比べてみる
学生時代、理科や科学の授業で習った
メンデルの法則を覚えている方は多いでしょう。
メンデルの法則によって、血液型を遺伝子的に分類した場合
A型の遺伝子は、AA型とAO型の二種類に分けられます。
A型・B型は優性遺伝、表に特徴が強く現れやすい遺伝子です。O型は劣勢遺伝。
優先遺伝と組み合わさった場合、劣勢遺伝の性質は隠れてしまいます。
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見た目は同じA型ですが、表に現れないだけで、
AO型はO型の特性も併せもった血液型です。
A型同士の両親からは、父母がAA型とAA型の組み合わせでない限り、
AA型とAO型の兄弟が生まれる可能性があります。
それでは、血液型から見るAA型・AO型の性格の違いと、
兄弟間との相性について見てみましょう。
生真面目でネガティブなAA型・おっとり世話好きなAO型。お互いの相性は?
AA型の特徴は、生真面目が服を着て歩いているような、
傍から見て分かりやすい性格です。
融通が利かず、ネガティブ思考に陥りやすいですが、1つの物事に
こだわり始めた時の集中力は、他の追随を許しません。
AO型は、他人の世話をするのが喜びに感じられるほど、
誰に対しても親切で、おっとりした性格の人が多いです。
同じ几帳面で細かいA型でも、O型の大らかさもあるAO型から見ると、
AA型の生真面目さは時々、度を越えていると感じられるようです。
とことんこだわり抜くAA型と、執着する時と大雑把な時の違いがはっきりしている
AO型では、意見の食い違いから、相性の悪さに繋がる事も多いです。
このように、兄弟間の血液型を遺伝子的に見れば、
性格の違いや、相性の良し悪しに気づけます。
兄弟仲の相性が悪い場合、これらの情報を関係改善に活かして
みてはどうでしょうか。